2014年度マイコースプログラム

4回生K.K. @統計遺伝学分野

9月3日(水)午後

「ロスマンの疫学」を読んで、そこに出てきた話題を調べたりしているうちに、午後は終わってしまった。

マイコースの目標について

「ロスマンの疫学」では、

”疫学とは通常「疾病頻度の分布と決定要因に関する学問」、あるいはもっと簡単に「病気の発生に関する学問」と定義されている。”

と書いてあった。

僕が疫学が面白そうだと思ったのは、「疾病頻度の分布と決定要因」そのものに興味があるというよりも(そんな人はいないかもしれないけど)、データをもとにその「疾病頻度の分布と決定要因」を導き出す厳密なプロセスに興味があったからである。
その思考方法は、これから医師になる上でぜひ身につけておきたいと思っている。

教科書やネットから拾ってきた題材をRで実装・シミュレーションすることを通じて、疫学的な思考力を鍛えるというアプローチは、とりあえずOKだと思う。
一応の目安としては、最新の疫学研究の論文を咀嚼できるレベルにまで知識と理解を深める、ということにする。

が、それだけだと味気ないので、Rのシミュレーションを使ってちょっとしたプロジェクトっぽいものもしてみたい。
これは、今日のミーティングで梶本君がやっていることの話を聞いて改めて思ったことでもある。
学術的な価値は薄くとも、Rを使って、「こんなことがわかりました」みたいな何かが残ればよいと思う。
論文を読めるようになってから、興味が沸いた内容を拾ってこようと思っている。

今日はあまり手を動かさなかったので、明日は先生からのコメントで与えられた課題に挑戦してみることにする。

以上